Category: 虫歯

冷たいものや熱いものが歯にしみる場合

40p-02

 

何かを食べたり飲んだりした時に歯がしみて痛んだ場合、
虫歯になったと思われることでしょう。

初期の虫歯でエナメル質だけがとけている場合は、
殆ど痛み等の自覚症状がありませんので、
痛みを感じるときは象牙質まで進行していることが考えられます。

そのため、冷たいものがしみて痛みを感じた場合は、
早めの受診をお願いいたします。
放っておいて悪化すると、次に熱いものがしみるようになります。

歯がしみる原因は虫歯だけでなく、知覚過敏ということも考えられます。
知覚過敏は、歯周病等で歯ぐきが下がってしまったり、歯磨きの仕方が
悪いためにエナメル質が擦り減ってしまうと、
エナメル質が溶けて、象牙質がむき出しになり、痛みが起こります。

歯がしみて痛むときには、歯磨きが十分に出来なくなり、
歯垢が付着することで、更に歯を傷めますので、
原因に関わらず、歯がしみる場合は、歯科を受診してくださいね。


食生活の移り変わりと虫歯

私たちの食生活は時代と共にどんどん変わっています。

人類の歴史は約500万年前に始まったと言われていますが、当時の人間は狩猟採取生活をしていたことが化石などの出土によってわかっています。

約20万年前に生きていたネアンデルタール人から最古の虫歯が見つかっていますが、虫歯の数は少なかったそうです。

やがて狩猟生活から農耕生活に変わったことで、虫歯は増えていくことになります。 米やイモなど、でんぷんを含む食物を加熱して食べるようになったことが原因だろうと考えられています。

虫歯が爆発的に増えたのは、16世紀に砂糖が大量生産され、世界に流通するようになってからです。

現代では砂糖を口にしない日は一日もないというほど、加工製品には何にでも砂糖が含まれています。

生活が豊かになるにつれ、虫歯が増えていき、健康被害に繋がるなんて、皮肉ですね。