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子供が歯医者を嫌がるけどどうすれば良い?

子供が歯医者を嫌がるけどどうすれば良い?

クローバー歯科クリニック豊中駅前院 歯科医師 松本 康裕

子供が歯医者を嫌がるということで手を焼いているママやパパは多いと思います。歯医者を嫌がってしまう原因や、歯医者を少しでも好きになってもらう方法についてご紹介します。

子供を歯医者さんへ通院させる方法

子供を歯科医院へ連れて行くためには、いくつかのポイントがあります。

●午前か午後の通院を考える際、機嫌良く起きている午前中に通院する
昼寝や食事の時をさけ、眠さや空腹で機嫌が悪くなることを防ぐ

●通院の朝には「今日は歯医者さんへ行く」と子供に伝える
時間で具体的に把握でき、心の準備ができる

●見るだけなどと嘘をつかずにしっかり診察してもらおうと通院する
歯科治療を行う必要がある場合、騙されたと思ってしまい、次回から子供が行きたがらなくなる

●チェアーに座るまでで終わった子供もきちんと褒めてあげる
不安な気持ちの子供には保護者の「上手にできたね」「次は歯も診てもらうように頑張ってみようね」の言葉で次回も頑張ろうとなる

●治療を受ける際には近くで見てあげる
チェアーが倒れ、照明が当たるのを怖いと思う子供をそばで見守ってあげると心理的恐怖が和らぐ

T.S.D法を行う小児歯科であれば、他の小児歯科に比べて早く環境に慣れやすくなります。歯科医師や歯科衛生士、医院の雰囲気に慣れてくれば、歯科治療や、定期検診やフッ素塗布を受診できる状態になります。

T.S.D法とは

  • 子供にこれから行う治療をわかりやすく説明する(Tell)
  • 使用する器具や機械を実際に見せて説明する(Show)
  • 器具や機械を動かして子供に触れてもらい、その後治療を行う(Do)
参照先:NCBI

大人でも歯医者が苦手な人はいる

大人でも歯医者や病院に通院するのが嫌という方はおられますので、嫌がって暴れる子供がいるのは仕方がないともいえます。

しかし、「歯が痛い」「歯の変色が気になる」「歯が生えてこない」、症状によっては乳歯の問題だけではなく、歯茎の下にいる永久歯に影響を及ぼす可能性もあります。そのため、もし子供の歯に何か異常がみられる場合は、出来るだけ歯科を受診するようにしましょう。

乳歯はいずれ抜けるからと乳歯のトラブルを放置して、永久歯のみ大切にすれば良いというわけではありません。

子供が歯医者を嫌がる理由

小さな子供が歯医者を嫌がる理由は以下のようなものです。

  • 音や特殊なにおいがする
  • 知らない場所で知らない大人がいる不安
  • ママやパパに怖いことをされると言われた恐怖
  • お口を開けられお口の中を触られるのが不快
  • チェアーを倒されて自由が効かない不安

歯科医院という環境でもこれだけ嫌がる理由がありますが、それ以外にもいくつかあります。

  • お母さんやお父さんが予め教えてくれなかった
  • 何かされそうな不安で泣いてしまう

少し大きい子供の場合、泣けばやめてくれるかもと思いわざと甘えて泣くというケースもあります。

歯磨きをサボる子供に「そんなことをしていると虫歯で歯医者さんで削ってもらわないといけないよ」というと、マイナスのイメージが膨らみ歯科医院への恐怖を与えます。その状態で歯科で痛みを感じたり怖い思いをすると、歯科恐怖症になってしまいます。「歯みがきできれいな白い歯してばい菌やっつけよう」など、子供にわかりやすい言葉でプラスのイメージを与えるようにしましょう。

子供が歯医者を嫌がるに関するQ&A

子供が歯医者を嫌がる理由は何ですか?

子供は、特殊な音や匂い、見知らぬ大人との接触、口内を触られる不快感、歯科治療チェアに対する不安、周囲の大人からの誤った情報などから歯医者を嫌がることがあります。

歯医者への通院の前に子供に何を伝えるべきですか?

通院の日には「今日は歯医者さんへ行く」と子供に伝えることが推奨されています。これにより、子供は何が起こるのか具体的に把握して心の準備ができます。

通院が終わった後、子供に何を伝えるべきですか?

院が終わった後は、子供が頑張ったことを褒め、次回も頑張ろうという気持ちを育てる言葉を伝えることが大切です。

まとめ

歯のキャラクター
子供に虫歯や歯肉の腫れなどがみられる場合は、小児歯科へ通院ください。予約の際に「子供が歯医者を嫌がるかも」と予め相談すれば、より対応がスムーズになると思います。

また、歯並びが気になる場合は、小児の矯正歯科を行っている歯科医院でカウンセリングを受診し、お気軽にご相談ください。歯科医師の診断のうえで、子供の歯並びを改善するおすすめの矯正・治療計画・費用・期間などを具体的に提示してくれます。